目次
概要
レッスン6では、「配列」と「リスト」について学習します。まずは、変数についておさらいをします。
変数は、中身を出したり入れたりすることができる箱のようなものです。まず箱の大きさを決める必要があります。下図の場合、変数の型を int にしています。int 型の場合は、-2,147,483,648 ~ 2,147,483,647 までの整数を扱うことができます。そのため、0.1 などの小数や、文字などを入れることはできません。
では、配列やリストとは何でしょうか。上記のように値を出し入れできる箱を、複数もつことができるものを「配列」や「リスト」と呼びます。
「配列」は、箱の数(要素数)をあらかじめ決めておく必要があります。下記の例は、要素数が4の配列を示しています。中に値が入っていても入っていなくても、箱は4つで後から増やしたり減らしたりはできません。
「リスト」の場合は、箱の数(要素数)は可変です。箱の数を増やしたり減らしたりすることができます。いくつの箱を用意すればいいのかわからないときは「リスト」を使うとよいと思います。
なお、「配列」でも「リスト」でも、ジェネリックを使えば異なる型を入れることができます。ただし、バグの原因になりやすいので、箱に入れられる型はひとつに限定することをおススメします。
手順
STEP1:コンソールアプリを追加する
こちらの記事を参考にして、コンソールアプリ(プロジェクト名:Lesson6)を追加します。
ここでは、コンソールアプリを追加するだけです。実際のプログラミングは次のレッスンでやってみましょう。
次に進む
次は「配列」の使い方について、詳しく学びます。