小学生のための簡単「マインクラフト（後編）」の作り方

制御の中にある「●を止める」ブロックを使い分けましょう
　(1). すべてを止める
　(2). このスクリプトを止める
　(3). スプライトの他のスクリプトを止める

「すべてを止める」はイメージしやすいと思います。文字通り、「すべて」のプログラムを止めます。他のスプライトも含めて「すべて」とめます。ゲームクリアやゲームオーバーなど、ゲームの終了の際に使ったことがあるのではないでしょうか。

「このスクリプトを止める」は、このブロックがあるスクリプト「だけ」を止めます。他のスクリプトは動き続けます。これもよく使うブロックではないでしょうか。

このブロックは、文字だと伝えるのが難しいです。下図を見るとイメージしやすいと思います。自分自身は止まることなくスクリプトの実行が続きますが、他のスクリプトの実行を止めることができます。

マインクラフト（後編）では、敵の「普通の世界に行くを受け取ったとき」で使っています。普通の世界に戻るとき、敵は消えます（隠すブロックを使用）。ただ、「隠す」だけだと、重力の処理や、攻撃の処理のプログラムは動き続けています。不要な処理は止めていたほうがいい（プログラムが重たくなったり、バグを引き起こす原因となります）ので、このブロックを使っています。