最終更新日:2024年4月24日
今回は、6種類のジャンプの作り方を紹介します。ジャンプは、ゲームやアニメーションに欠かせない要素ですが、作るのは意外と難しいです。どうやってキャラクターを上に動かすのか?どうやって重力を表現するのか?どうやって着地するのか?など、考えなければならないことがたくさんあります。
目次
よく使うもの
「一番簡単なジャンプ」の作り方
このスクリプトでは、「スペースキー」が押されたときにキャラクターのy座標を10ずつ増やしています。これによって、キャラクターは上に飛び上がります。しかし、このままでは地面に戻ってきません。そこで、同じ数だけy座標を減らしていきます。
「横移動できるジャンプ」の作り方
横移動できるジャンプを作るコツは、ジャンプのスクリプトと、横移動するスクリプトを分けることです。同じスクリプトに書いてしまうと、ジャンプしながら横移動することはできません。
「ふんわりジャンプ」の作り方
ふんわりジャンプ(重力ジャンプ)を作るコツは、上に飛び上がる移動量を少しずつ減らしていくことです。そして、下に落ちてくるときは段々と移動量を増やしていきます。
上図のスクリプトの場合、
上に飛び上がる移動量は、
15→14→13→12→11→10→9→8→7→6→5→4→3→2→1→0、と変化していきます。
下に落ちる移動量は、
0→ -1 → -2 → -3 → -4 → -5 → -6 → -7 → -8 → -9 → -10 →・・・、と変化していきます。
応用編
「回転ジャンプ」の作り方
「ジャンプ中」のときは、横移動ができないようにしました。
回転方法を「自由に回転」にするところがポイントです。また、左を向いて回転するときはコスチュームの上下を反転させる必要があります。詳しくは、プログラムの中を確認してみてください。
「2段ジャンプ」の作り方
下図の右側のように、下に落ちるスクリプトをずっと実行させておきます。
ジャンプの回数を数えるようにします。1回目のジャンプと2回目のジャンプのコスチュームを変えると、2段ジャンプらしく見えますよ。
「壁キックジャンプ」の作り方
下図の右側のように、下に落ちるスクリプトをずっと実行させておきます。壁に触れながら落ちるときは、落下速度をゆっくりにしてみました。
壁に触れながらジャンプするときは、壁から少し離れるようにプログラミングしました。
まとめ
いかがだったでしょうか。たかがジャンプ、されどジャンプ。色々なジャンプの方法があります。みなさんの作りたいゲームにぴったりのジャンプを、ぜひプログラミングしてみてください。
この記事のプログラムは、下の画像をクリックすると確認できます。
最終更新日:2024年4月24日
おすすめの小学生向けプログラミング教室
当教室をおすすめする理由
ゲーム作りを通して、楽しくプログラミングが学べます
「スイカゲーム」や「マインクラフト」、「フォートナイト」など、人気のゲームを作れるようになります。生徒が作りたい作品に取り組むので、プログラミングに夢中になる子もいます。保護者の方から、「授業がない日でもプログラミングをしています」という嬉しい報告を多数いただいています。
選べる「入会特典」
① 最初の月謝が無料
55分のレッスンを4回無料で受講できます
② ディスプレイをプレゼント
ディスプレイを二つ並べて作業効率をアップさせよう!