最終更新日:2024年11月15日
目次
1.作りたいものがない?ゲームを作ってみよう!
プログラミングを学ぶには、実際に何かを作ってみるのが一番です。しかし、作りたいものが思いつかないときもありますよね。そんなときは、ゲームを作ってみましょう!
ゲームは、プログラミングの基本的な要素や概念を使って、自分の好きな世界やルールを創造できる楽しいものです。また、ゲームを作ることで、プログラミングスキルだけでなく、論理的思考や創造力も鍛えられます。この記事ではプログラミングスキル別に、ぜひ作ってみたいゲームをまとめてご紹介します。
2.【プログラミングスキル別】ぜひ作ってみたいゲームまとめ
初級者向け
初級者向けにおすすめなのは、シンプルで分かりやすいゲームです。例えば、以下のようなゲームがあります。これらのゲームは、プログラミングの基礎的な構造や制御文(変数・入出力・条件分岐・繰り返し)を使って作ることができます。また、簡単なアルゴリズムやランダム性も学ぶことができます。
タイピングゲーム
キーボードから入力された文字と画面上の文字を比較して、正しければ得点を加算するゲームです。タイピングスピードや正確さを競うことができます。
数当てゲーム
コンピュータがランダムに決めた数を、ユーザーが予想して入力するゲームです。コンピュータは、入力された数が正解より大きいか小さいかを教えてくれます。制限回数内に正解することができれば勝ちです。
じゃんけんゲーム
コンピュータとユーザーがじゃんけんをするゲームです。グー・チョキ・パーの三つの手から一つを選んで、コンピュータの手と比べます。勝ち負けは通常のじゃんけんのルールに従います。
ブロック崩しゲーム
画面下部にあるパドルを操作して、画面上部にあるブロックをボールで崩すゲームです。ブロックに当たったボールは跳ね返ります。パドルでボールを受け止めて落とさないようにします。全てのブロックを崩せばクリアです。
中級者向け
中級者向けにおすすめなのは、少し複雑で工夫が必要なゲームです。例えば、以下のようなゲームがあります。これらのゲームは、プログラミングの応用的な構造や制御文(配列・関数・クラス・オブジェクト・イベント)を使って作ることができます。また、複雑なアルゴリズムやデータ構造も学ぶことができます。
パズル
ピースを動かして絵を完成させるゲームです。ピースの形や数、絵の種類などを設定して、ピースが正しい位置にはまったら固定するロジックを書くことができます。
スネーク
画面上で自分の体を伸ばしていくゲームです。矢印キーで方向を変えて、食べ物を取って体を長くします。自分の体や壁にぶつからないようにします。
オセロ
プレイヤーとコンピューターが交互に石を置いて盤面を埋めるゲームです。石の色や置ける場所を判定して、最終的に多くの石を持っている方が勝ちになるロジックを書くことができます。
マインスイーパー
画面に隠された地雷の位置を推測するゲームです。画面はマス目に分かれており、マスをクリックすると、そのマスに地雷があるかどうかが分かります。地雷がある場合はゲームオーバーです。地雷がない場合は、そのマスの周囲にある地雷の数が表示されます。全ての地雷を避けて、全てのマスを開ければクリアです。
テトリス
画面上部から落ちてくる様々な形のブロック(テトロミノ)を操作して、画面下部に積み重ねるゲームです。ブロックは左右に移動したり、回転したりできます。一列に揃ったブロックは消えて得点になります。画面が一杯にならないようにします。
上級者向け
上級者向けにおすすめなのは、高度で創造的なゲームです。例えば、以下のようなゲームがあります。これらのゲームは、プログラミングの高度な構造や制御文(継承・ポリモーフィズム・抽象化・カプセル化・例外処理)を使って作ることができます。また、人工知能やグラフィックスなどの専門的な技術も学ぶことができます。
シューティング
自機を操作して敵機を撃墜するゲームです。自機や敵機の動きや攻撃パターン、弾幕や爆発などを設定して、当たり判定やスコア計算などのロジックを書くことができます。
アクション(プラットフォーマ―)
キャラクターを操作して敵や障害物を避けるゲームです。キャラクターや敵のアニメーションや能力、マップやアイテムなどを設定して、衝突判定や状態変化などのロジックを書くことができます。
ローグライクゲーム
ランダムに生成されたダンジョンを探索するゲームです。プレイヤーは様々なアイテムや敵と遭遇します。プレイヤーの行動はターン制で、一度死ぬとゲームオーバーです。毎回異なるダンジョンや状況に対応することが求められます。
シミュレーションゲーム
現実や架空の世界を再現して、プレイヤーが自由に操作できるゲームです。例えば、都市や国家の経営、動物や人間の生活、戦争や恋愛などのテーマがあります。物理法則や社会ルールなどの複雑な要素を考慮する必要があります。
3.自分の作品を公開してみよう!
ゲームを作ったら、自分の作品を公開してみましょう!自分の作品を公開することで、他の人からのフィードバックや感想を得ることができます。また、他の人の作品を見たり、試したりすることで、新しいアイデアや技術を学ぶことができます。自分の作品を公開する方法は、以下のようなものがあります。
- Webサイトやブログにアップロードする
- ソーシャルメディアや動画サイトに投稿する
- ゲーム配信サイトやゲームコミュニティサイトに登録する
- ゲームコンテストやイベントに参加する
自分の作品を公開することで、プログラミングの楽しさや達成感を味わうことができます。また、自分の作品を改善したり、新しい作品に挑戦したりするモチベーションにもなります。プログラミングで作りたいものがないときは、ゲームを作ってみることをおすすめします。
最終更新日:2024年11月15日
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最終更新日:2024年11月15日