プログラミングコンテスト「第１回ドコモ未来ラボ」最終審査・表彰式が開催されました

株式会社NTTドコモ主催のプログラミングコンテストの最終審査・表彰式が、2024年3月9日(土)開催されました。応募対象が３歳から中学生までと幅広く、年齢別（未就学児童の部、小学校１－３年生の部、小学校４－６年生の部、中学生の部）に表彰されるという特徴があります。今大会では、１，１９５作品の応募があったそうです。

第１回目のグランプリは、小学校４－６年生の部で最優秀賞を受賞した、阿部洸和さんの作品「AIトラックと空飛ぶ物流基地「スカイベース」」です。まず、作成の背景がすばらしいです。「ニュースで物流の2024年問題を知り、その問題を解決するためのAIトラックシステムと空飛ぶ物流基地を作りました。」とのこと。

どういった問題を解決したいのかということが明確であればあるほど、自分なりの解決策やそれに至るまでの考え方に説得力がでます。また、扱う問題が難しければ難しいほど、その難しい問題をどうやってシンプルなモデルに落とし込めるかという力が必要になります。

こういった部分はプログラミング教室ではなかなか教えられないので、学校で習うことや普段の生活の中で生まれる疑問や不思議に思うことを大事にしてもらいたいなと思います。

阿部洸和さんは、「工夫した点は、人もモノもルートも最適化するために、生物の進化の仕組みを真似た遺伝的アルゴリズムを活用してみたことです。」とも語っていて、それを実現できるプログラミングスキルがあるというのがまた素晴らしいですね。

受賞者の特典も豪華です。ぜひ第２回目のグランプリ目指して、みなさんも頑張ってみませんか。

公式サイト「ドコモ未来ラボ：受賞作品一覧」
PR TIMES「プログラミングコンテスト「ドコモ未来ラボ」 最終審査・表彰式を開催」