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スクラッチとその他のビジュアルプログラミング言語の比較

最終更新日:2024年6月15日

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ビジュアルプログラミング言語とは?

ビジュアルプログラミング言語とは、ブロックやアイコンなどの視覚的な要素を組み合わせてプログラムを作成する方法です。テキストベースのプログラミング言語に比べて、直感的でわかりやすく、初心者や子どもにもおすすめです。今回は、ビジュアルプログラミング言語の代表的なものとして、Scratch(スクラッチ)、Viscuit(ビスケット)、MakeCode(メイクコード)の3つを紹介します。

Scratch(スクラッチ)の特徴

Scratch(スクラッチ)は、MITメディアラボが開発したビジュアルプログラミング言語です。Scratchでは、色分けされたブロックをドラッグアンドドロップしてプログラムを作ります。ゲームやアニメーション、音楽などのさまざまな作品を作ることができます。Scratchは、オンラインで利用できるほか、オフラインエディターもあります。Scratchは、世界中の人と作品を共有できるコミュニティサイトもあります。

Viscuit(ビスケット)の特徴

Viscuit(ビスケット)は、日本の株式会社エフ・コードが開発したビジュアルプログラミング言語です。Viscuitでは、キャラクターや背景などの素材を選んで配置し、それらに動きや音声などの効果をつけることでプログラムを作ります。Viscuitは、主に物語や絵本などの作品を作ることができます。Viscuitは、オンラインで利用できるほか、スマートフォンやタブレットでも使えます。Viscuitは、作品を公開して他の人と楽しむことができます。

MakeCode(メイクコード) の特徴

MakeCode(メイクコード)は、マイクロソフトが開発したビジュアルプログラミング言語です。MakeCodeでは、Scratchと同じようにブロックを組み合わせてプログラムを作ります。MakeCodeは、マイクロビットやレゴマインドストームなどの実際のデバイスと連携して使うことができます。MakeCodeは、オンラインで利用できるほか、WindowsやMacなどのパソコンでも使えます。MakeCodeは、作品を保存して他の人と共有することができます。

比較表:スクラッチ vs ビスケット vs メイクコード

それでは、どのような基準でプログラミング言語を選べばよいでしょうか。下記の比較表を参考にご説明いたします。

プログラミング言語対象年齢難しさ情報量
上段:Google件数
下段:関連書籍の数
ゲーム制作IoT
STEAM教育
スクラッチ8歳から16歳普通多い
約1,510,000件
約500件
向いている向いていない
ビスケット4歳から簡単普通
約353,000件
9件
向いている向いていない
メイクコード8歳以上普通少ない
約46,000件
8件
向いている向いている

第一候補になるのは「スクラッチ」です。8歳以上を対象にしているゲーム制作に適した言語です。また、ネットや書籍に情報が豊富にあるので困ったときにすぐに調べることができます。特別な理由がない限りは「スクラッチ」を選択しましょう。

もっと小さい頃からプログラミングに触れさせたいという場合は、4歳からでもできる「ビスケット」がおすすめです。ただし未就学児の場合、集中力はそこまで長く続かないと思いますし、次に何をすればいいのかわからないと思います。そのため、保護者のサポートが重要だと考えます。

今話題の STEAM 教育をするなら「メイクコード」がおすすめです。ゲーム制作もできる、万能タイプのプログラミング言語です。しかし、他の言語と比べると情報量が少ないという懸念事項があります。保護者の方のサポートや、プログラミング教室に通うなどの対策が必要と考えます。

まとめ

代表的なビジュアルプログラミング言語を3つご紹介しました。特別な理由がない限りは、Scratch(スクラッチ)を選択しましょう。未就学児からプログラミングを学ばせたい場合はViscuit(ビスケット)、STEAM教育や IoT に興味がある場合はMakeCode(メイクコード)がおすすめです。

最終更新日:2024年6月15日

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最終更新日:2024年6月15日

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