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ブロック定義とは、一連の処理をまとめて1つのブロックにすることです。スクリプトから呼び出すことで、ブロック定義の処理が実行されます。ブロック定義を利用することで、スクリプトが見やすくなります。もう一つのメリットは、ブロック定義の処理を何度でも再利用することができることです。
ブロック定義の使い方①「スクリプトを見やすくする」
下図は、ネコのスプライトが、上下左右に移動するプログラムです。
ブロック定義を利用すると、プログラムが見やすくなります。緑の旗が押されたとき、「初期値を設定する」処理と、「上下左右に移動する」処理が実行されることがすぐにわかります。
ブロック定義の使い方②「同じ処理を再利用する」
スプライトが押されたときと、スペースキーが押されたときに、色の効果を変えて次のコスチュームにする、というプログラムを作成したいと思います。
ブロック定義を使わない場合は、次のようなプログラムになると思います。同じ処理をいくつも書くことになります。このように作ると、処理の内容が変わったときに、それぞれのプログラムを変更する必要があります。
ブロック定義を利用すると、次のように書くことができます。「コスチュームを変える」という同じ処理を再利用することができます。また、処理内容が変わった時は、ブロック定義の処理内容を変えるだけなので、修正も容易です。