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レッスン7:クローン

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いずれのブロックも、「制御(せいぎょ)」の中にあります。

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スプライトのクローンを作成します。自分自身のクローンや、別のスプライトのクローンを作ることができます。

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スプライトがクローン(新しくコピー)されたとき、このスクリプトが実行されます。

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このスクリプトを実行しているクローンを削除します。オリジナルのスプライトはこのブロックでは削除されません。オリジナルの場合は、「見た目」の中にある「隠す」ブロックを使いましょう。

注意点

クローンは300個まで作ることができます。ただし、クローンの数が増えすぎると処理が遅くなったり、止まってしまうこともあります。増やし過ぎないように注意し、不要なクローンは削除しましょう。

ネコのスプライトが押されたとき、ネコのクローンを10個作成してみます。

①. スプライト「ネコ」を用意します。

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②. ネコのスプライトが「押されたとき」にクローンを作ります。そのために、まずは「イベント」の中にある「このスプライトが押されたとき」を使います。

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③. 「クローンを作る」ブロックは、「制御(せいぎょ)」の中にあります。「このスプライトが押されたとき」の下にくっつけます。

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④. ③の状態で一度作品を実行してみましょう。「ネコ」のスプライトを押したとき、クローンが作成されるか確認します。オリジナルと同じ場所にクローンが出来るので、ドラッグアンドドロップで「ネコ」をずらしてみてください。

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⑤. 次にクローンを10個作りたいと思います。「制御(せいぎょ)」の中にある「●回繰り返す」というブロックを使います。

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⑥. クローンが10個作成されたかどうか確認してください。

先ほどのスクリプトでは、同じ場所にクローンが作成されていました。ここでは、画面上の「どこかの場所」にクローンが表示されるようにします。

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それでは、早速作っていきましょう。

①. 「制御(せいぎょ)」の中にある「クローンされたとき」ブロックを使います。

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②. 「動き」の中にある「どこかの場所へ行く」ブロックを、「クローンされたとき」にくっつけます。

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③. ここまでできたらプログラムを実行してみます。どのような結果になるか確認しましょう。

作成したクローンを動かしたいときがあります。例えば、シューティングゲームの弾や、たくさん出てくる敵などです。ここでは、クローンされたら画面の右に移動して、端についたらクローンが消える(クローンを削除する)というプログラムを作ります。

クローンの使い方①と②で作ったプログラムを改造していきます。

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①. 「クローンされたとき」のスクリプトに、赤枠のようにブロックを追加します。これらのブロックを追加することで、クローンされたスプライトは右(向いている方向)にずっと移動します。プログラムを実行して動作を確かめてみます。

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②. 次に、端についたらクローンを削除するようにします。端についたかどうかは次の方法で調べることができます。

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③. クローンを削除するためには、「制御(せいぎょ)」の中の「このクローンを削除する」というブロックを使います。これで完成です。

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