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変数(へんすう)とは、プログラムで使う数字や文字などを入れておく箱のようなものです。変数のイメージは下図の通りです。
変数の中身は入れ替えることができます。
変数の使い方 ①「数を数える」
ネコのスプライトが押された回数を数えるプログラムを作成します。
①. 「変数を作る」をクリックします。
②. 変数に名前をつけます。ここでは、「ネコが押された回数」という名前をつけました。何のために使う変数なのか、わかりやすい名前をつけましょう。今回は、チェックはそのままにします。
③. 作成した変数は、画面の赤枠(二か所)に表示されます。ステージ上の変数は、非表示にすることもできます。
④. ステージ上での変数の表示形式は、次の3種類です。
⑤. ネコのスプライトが押されたときに、変数を1ずつ増やしていきます。また、緑の旗がおされたときは、変数の値を0に戻します。次のプログラミングをして、ネコのスプライトを押したときや、緑の旗を押したとき、変数がどのように変化するか確認しましょう。
変数の使い方 ②「何度も使う値を、変数を使って設定する」
ネコが上下左右に移動するプログラムを作成します。
変数を使わない場合、ネコが上下左右に移動するプログラムは次のようになります。ネコの移動する早さを変えたいとき、赤枠の数字4か所を変える必要があります。
次に、ネコの移動量を、変数を使って設定する方法を紹介します。
①. 「変数を作る」をクリックします。
②. 「ネコの移動量」という変数を作成します。
③. 下記は、変数を使ってネコの移動量を設定するプログラムです。緑の旗が押されたときに、変数に値をセットしています。変数の値を変えたいときは、この一か所の値を変更するだけなのでとても便利です。