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プログラミングの3つの基本構造とは?順次、分岐、繰り返しの魔法

最終更新日:2024年3月3日

プログラミングの基本構造とは?

プログラミングを学ぶときに最初に覚えるべきことは、プログラムの基本構造です。基本構造は、順次、分岐、繰り返しの3つだけです。これらの3つを組み合わせることで、さまざまな処理を実現できます。それでは、それぞれの基本構造について見ていきましょう。

基本構造は3つだけ

① 順次:上から下に処理する

順次とは、プログラムが上から下に順番に実行されることを意味します。

下図のプログラムの場合、「処理① ⇒ 処理② ⇒ 処理③」と上から下に順番にプログラムが実行されます。

three-basic-structures-of-programming1

② 分岐:条件によって処理を変える

分岐とは、プログラムが条件によって異なる処理を実行することを意味します。

下図のプログラムの場合、条件(A)によって下記のように処理が異なります。
 条件(A)を満たす場合:「処理① ⇒ 処理②」が実行されます
 条件(A)でない場合 :「処理① ⇒ 処理③」が実行されます

three-basic-structures-of-programming2

③ 繰り返し:同じ処理を何度もする

繰り返しとは、プログラムが同じ命令を何度も繰り返すことです。

下図のプログラムの場合、「処理① ⇒ 処理②」が繰り返し実行されます。何回繰り返すか指定することができます。指定しない場合は、永遠に繰り返すことになります。

three-basic-structures-of-programming3

3つの基本構造で魔法をかけよう

① 順次:「おはよう」から「ただいま」まで

順次とは、指示を順番に実行することです。例えば、「朝起きてから学校に行って家に帰る」までの一日の流れをプログラムにすると、以下のようになります。

おはよう
歯を磨く
朝ご飯を食べる
学校に行く
授業を受ける
お昼ご飯を食べる
授業を受ける
家に帰る
ただいま

このように、順次では、指示が上から下へと順番に実行されます。これは、人間が普段行っていることと同じですね。

② 分岐:お天気に合わせて服を選ぼう

分岐とは、条件によって指示を変えることです。例えば、朝起きたときにお天気を見て服を選ぶというプログラムは、以下のようになります。

お天気を見る
もし晴れなら
 半袖のTシャツとジーンズを着る
そうでなければ
 もし雨なら
  長袖のシャツとパンツを着る
  傘を持つ
 そうでなければ
  セーターとスカートを着る

このように、分岐では、もし〜ならという条件文を使って、指示を変えます。これは、人間が状況に応じて判断することと同じですね。

③ 繰り返し:九九を覚えよう

繰り返しとは、同じ指示を何度も繰り返すことです。例えば、九九の表を作るプログラムをすると、以下のようになります。

1から9までの数値iについて繰り返す
 1から9までの数値jについて繰り返す
  i×jの結果を表示する

このように、繰り返しでは、〜から〜まで繰り返すという文を使って、同じ指示を何度も実行します。これは、人間が仕事や用事を日々繰り返すことと同じですね。

まとめ

プログラミングの3つの基本構造は、順次、分岐、繰り返しです。これらを使うと、コンピュータに魔法をかけることができます。プログラミングは、人間が普段行っていることと似ていますね。プログラミングを学ぶと、日常生活にも役立つことがありますよ。ぜひ、3つの基本構造を覚えて、プログラミングの魔法を楽しみましょう。

最終更新日:2024年3月3日

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最終更新日:2024年3月3日

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