目次
4月11日
前半の部
S.T さんはカトカトーンという音楽制作ソフト(インストール不要でブラウザから利用できます)を使って作曲をしていました。先週は「はいよろこんで」のサビの部分を完成させ、今日はオリジナルの音楽を作っていました。そういえば、他の生徒もカトカトーンにはまっていた時期がありました。一度は通る道なのかもしれません。
T.A さんは、教科書の(8章までの)問題が終わったのでタイピング(10分)の時間以外は自由に作品作りをすることができます。ただそれだと、スキルアップする機会が減るので追加の問題(教科書の9・10章)を解いてもらうことにしました。ランダムに並んだ数字の中から最大値や最小値を見つけたり、昇順や降順に並び替えたりする問題です。難しく感じるかもしれませんが一緒にやってみましょう。
後半の部
S.O さんは教科書のピンポンゲーム作りに熱中していましたよ。自分でパドルを動かせるようにしたり、ボールを跳ね返せるようにしたり、ボールが跳ね返るときの音を選んだり、どれも楽しそうに取り組んでいました。教科書の問題がすべて解けるようになったらもっと楽しいゲームが作れるようになれますよ。この調子で頑張りましょう。
Y.H さんは 3D の迷路ゲームを作っています。レイキャスティングという方法を使って 迷路の壁までの距離を測り、その距離をもとに 3D の壁を描画します。頭の体操のような感じで、わかるととても気持ちいいです。そして、 3D の壁が描画できたときの達成感もあります。Y.H さんは毎週「すげー!」「すげー!」と感動しながらプログラミングしています。次回は作成したプログラムを高速化して、作品を改善するようです。楽しく取り組めているのが伝わってきてこちらも嬉しいです!
K.S さんは運動能力を測定できる作品を作っています。モーションセンサーという拡張機能を使っていくつかの競技を用意するようです。モーションセンサーの使い方は理解できたようなので、あとは競技の数を増やしたり、結果の表示やアドバイスまでしてくれるものができるといいなと思っています。そう考えるとまだまだやることはたくさんありそうです。
R.N さんはスクラッチ検定1級に合格していて、前半の部の補助講師を務めてくれています。今日は、S.T さんの教科書の問題(図形を描く)を横についてみてくれていました。あまり教える必要はなかったようですが、いてくれるだけでも助かっています。R.N さん自身の作品は、というとあまり進んでいないようです。スクラッチの活動履歴を見てみると毎日スクラッチはしているようですが。強要するのは逆効果かなと思うので、やる気が出てくるようなサポートできたらと思います。